研修医の方へ

TOP > 研修医の方へ > 後期研修プログラム

後期研修プログラム

後期臨床研修

後期臨床研修とは、それぞれの専門分野について研修を行うコースです。
呼吸器・神経・膠原病疾患を各自選択・専攻し深く学びます。初めから専門を決めずに希望があれば3つの専門分野(呼吸器・神経・膠原病)を選択・ローテーションすることも可能です。大学院進学もできます。基本的にbed-freeで実験・研究に従事します。その後は国内外留学、関連病院、大学など希望する進路へ。

1 特徴

当科は伝統的に臨床に強く、general physicianの育成に定評があります。呼吸器・神経・膠原病内科3つの分野をそれぞれ専攻することができますが、感染症、アレルギー性疾患もカバーしているため、様々な疾患を幅広く経験することができます。2015年から内科専門医のカリキュラムは総合内科、救急医学、循環器学などの13領域の履修をすることがほぼ決定し、そのうち5領域(呼吸器・神経・膠原病・感染症・アレルギー)の履修が可能です。専門領域のみでなく、一般内科の基本的な診療能力が備わった総合内科医育成を目標にしています。

2 専門医研修の目的・特色

呼吸器、神経や膠原病内科を中心にプライマリ・ケアを含めた内科技術を修得し、各種専門医取得を目指した教育および補助を行います。
①        呼吸器内科コース:感染性肺炎の抗菌薬治療や喘息、COPD、間質性肺炎、肺癌の最先端の治療を経験出来ます。呼吸器一般診察や胸部画像読影についての毎週の短時間のレクチャーは好評です。人工呼吸器管理、気管支内視鏡、胸腔ドレナージ技術も修得出来ます。肺癌の症例数、治験実績は九州有数です。
②        神経内科コース:問診と神経学的診察を行い病巣の部位と病因を推定するトレーニングを反復することで神経内科医としての基礎を習得することが目標です。また、腰椎穿刺や神経伝導検査・針筋電図などの電気生理学的検査、筋生検などの基本的手技も習得できます。

③        膠原病内科コース:膠原病に特徴的な他覚所見(皮膚・関節所見など)を正確に診断できること、臓器病変を来す免疫異常の病態を十分理解することが目標です。そして免疫抑制療法の適正な選択について習得します。久留米大学医療センターと連携して多くの関節リウマチ症例を経験し、最新の分子標的治療を習得します。また自己炎症症候群についての臨床・研究を行っており、希少疾患を学ぶことができます。

 

3 目標

入局2年目:内科認定医取得

入局 5年目:呼吸器内科専門医 神経内科専門医 リウマチ膠原病専門医取得

 

4 修得できる専門医

内科学会専門医、呼吸器学会専門医・指導医、神経学会専門医・指導医、リウマチ学会専門医・指導医、がん薬物療法専門医、感染症専門医、アレルギー学会専門医、インフェクション・コントロールドクター

5 認定医、専門医の取得

当科では、最近厳しくなっている認定医や専門医受験資格の獲得に必要な疾患の臨床経験や手技を十分に経験でき、呼吸機能講習会の費用補助、代診医師の確保などを行い、最短での取得をサポートします。
内科認定医: 最短で入局2年目で取得可能。各分野18症例の臨床経験。
呼吸器内科専門医:内科認定医取得後3年の認定・関連施設での臨床経験。他分野23症例、気管支鏡検査 20件などの手技の経験。
神経内科専門医: 多領域にわたる症例経験 10症例

リウマチ膠原病内科専門医:多領域の症例経験 10症例

 

関連病院

学内のみでなく国内、海外とも様々な留学先をもち、さらに幅広い研修ができるようになっています。関連病院は福岡県を中心に、北は北海道から南は鹿児島まで多岐にわたっています。

久留米大学医療センター、国立病院九州医療センター、聖マリア病院、済生会大牟田病院、済生会二日市病院、社会保険田川病院、社会保険久留米第一病院、社会保険二瀬病院、筑後市立病院、甘木朝倉医師会病院、長田病院、田主丸中央病院、啓心会病院、南九州病院、霧ヶ丘つだ病院、貝塚病院、標津町国保標津病院

留学先

国内
国立がんセンター中央病院、国立病院九州がんセンター、国立精神神経センター、順天堂大学膠原病内科、神経内科、虎の門病院、都立駒込病院、秋田脳疾患研究所、長崎大学第一内科

海外

  • ・McMaster University, Hamilton, Canada
  • ・National Institute of Health (NIH),Bethesda, U.S.A
  • ・National Cancer Institute (NCI), Bethesda, U.S.A
  • ・Harvard University, Boston, U.S.A
  • ・The Johns Hopkins University, Baltimore, U.S.A
  • ・Washington University, St. Louis, U.S.A
  • ・University of California San Francisco (UCSF), San Francisco, U.S.A(実績含む)

収入
当科では大学病院からの無給医をなくし、所属医師全員を有給としています。社会保険・厚生年金も付帯し ます。無理にアルバイトに行かなくても十分な収入が確保できます。詳細は医局長に相談可能です。

当直
月2-3回の大学当直(平日のみ)+出張病院での当直

休暇
基本的に完全週休2日。夏期休暇7日。冬季・春季休暇もあり

学会研究会
原則、演者は年間何度でも交通費および宿泊費を医局から支給可能です。また、演者でなくとも主要学会(日本呼吸器 学会、神経学会、日本リウマチ学会の総会・地方会)は年間各1回は交通費・宿泊費を医局から支給します。
国際学会において演者は年間3回まで航空代金が医局から支給されます。

大学での勤務体制
月曜日〜金曜日8時30分から17時までの勤務(原則的に17時以降は当直医体制)。
患者受け持ちは主治医制度ですが、完全な小チーム医療体制(研修医1名に対して、各専門指導医2名)をとっています。

後期臨床研修

久留米大学病院内科研修の特徴
1.学位の取得(最短コースでは4年目)
2.福岡県南で最多の剖検数
3.福岡県南で唯一の内科全領域(9領域)
4.専門医を最速で取得
5.国内外への留学
6.多彩な関連病院群

専門医取得を目指した久留米大学内科後期研修カリキュラム

初期臨床研修2年間で不足している症例を経験する目的で、2〜3か月間、選択科をローテーションし、内科専門医取得に向け、早期に資格取得に必要な研修を行う
後期研修3年目で不十分な場合は、4年目、5年目に選択科をローテーションすることも可能
内科専門医に必要な症例が揃っている場合は、希望するサブスペシャリティーでの研修を集中的に行い、サブスペシャリティー専門医を取得する

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
後期研修
3年目
必要に応じ、下記の選択科を2〜3か月間ずつローテーション
後期研修
4年目
サブスペシャリティーでの研修
後期研修
5年目

選択科
呼吸器・神経・膠原病内科部門
消化器内科部門
心臓・血管内科部門
内分泌代謝内科部門
腎臓内科部門
血液・腫瘍内科部門
高度救命救急センター
優秀な内科専門医を目指した久留米大学内科研修コース
  ↓内科学会入会、専門が決まれば、早期にサブスペシャリティ学会入会 ↓サブスペシャリティ専門医試験
  ←  医学博士取得  →  
  ↓内科専門医病歴提出
↓入局 ↓内科専門医筆記試験 ↓内科指導医認定
  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目 12年目
初期研修医・
論文博士コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(関連病院も可)
論文作成/
助教
助教
初期研修医・
大学院通常
コース
初期臨床研修 後期臨床研修  
  大学院 助教
初期研修医・
早期大学院
コース①
初期臨床研修 後期臨床研修  
大学院 助教
初期研修医・
早期大学院
コース②
初期臨床研修 後期臨床研修  
  大学院 助教
初期研修医・
社会人大学院
コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(関連病院にて)
 
  社会人大学院 助教
初期研修医・
大学院特別
コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(関連病院も可)
 
  大学院 助教
初期研修医・
論文博士・
留学コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(関連病院も可)
論文作成/
助教
助教
  留学(1〜3年程度、必要に応じ調整)
初期研修医・
大学院・
留学通常コース
初期臨床研修 後期臨床研修  
  大学院 助教
  留学(1〜3年程度、必要に応じ調整)
初期研修医・
早期大学院・
留学コース①
初期臨床研修 後期臨床研修  
大学院 助教
  留学(1〜3年程度、必要に応じ調整)  
初期研修医・
早期大学院・
留学コース②
初期臨床研修 後期臨床研修  
  大学院 助教
  留学(1〜3年程度、必要に応じ調整)  
初期研修医・
社会人大学院・
留学コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(他病院にて)
 
  社会人大学院 助教
  留学(1〜3年程度、必要に応じ調整)
初期研修医・
社会人大学院・
留学コース
初期臨床研修 後期臨床研修
(他病院も可)
 
  大学院 助教
  留学(1〜3年程度、
必要に応じ調整)
内科専門医研修プログラム(到達レベル)
1) 知識に関する到達レベル
A: 病態の理解と合わせて十分に深く知っている
B: 概念を理解し、意味を説明できる
2) 技術・技能に関する到達レベル
A: 複数回の経験を経て、安全に実施できる、または判定できる
B: 経験は少数例だが、指導者の立ち会いのもとで安全に実施できる、または判定できる
C: 経験はないが、自己学習で内容と判断根拠を理解できる
3) 症例に関する到達レベル
A: 主治医(主たる担当医)として自ら経験した
B: 間接的に経験している(実症例をチームとして経験した、または症例検討会を通して経験した)
C: レクチャー、セミナー、学会が公認するセルフスタディやコンピューターシミュレーションで学習した
内科専門医取得のために必要な経験症

専攻医自身が内科を専攻することを意識した時点で、Web研修手帳のシステムへ登録を開始する
症例登録(5年間のうち、200症例以上)

1) 研修登録症例の領域
総合内科I(一般)、総合内科II(高齢者)、総合内科III(腫瘍)、
消化器、循環器、内分泌、代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー、膠原病および類縁疾患、感染症、救急
2) 各領域の疾患群の数
消化器(9) 循環器(10) 内分泌(4) 代謝(5) 腎臓(7) 呼吸器(8) 血液(3)
神経(9) アレルギー(2) 膠原病および類縁疾患(2) 感染症(4) 救急(4)
疾患群の数の合計=67+3(総合内科I、II、III) 総合内科I、II、IIIは特定の臓器別領域を指すものではない
3) 求められる症例経験(登録する症例)
67+3に大別された疾患群それぞれにおいて、最低1つ以上の症例経験が求められる

内科専門医の受験資格
1) 後期研修から満2年の内科研修期間が経過している
2) 初期研修時の症例も含め、200症例以上を主治医(主たる担当医)として受け持っており、Web研修手帳への登録が完了している
3) 症例は上記の67+3疾患群の全てにおいて、最低1症例を登録している
4) 作成する病歴要約は全て、Web研修手帳に登録と評価が完了している症例から提出する

久留米大学内科研修病院群

(北海道)
標津病院

(秋田県)
秋田大学医学部附属病院
(宮城県)
東北大学病院

(大阪府)
国立循環器病研究センター

(山口県)
下関市立市民病院

(福岡県)
大牟田市立病院
聖マリア病院
公立八女総合病院
社会保険 田川病院
久留米総合病院
財団法人 柳川病院
筑後市立病院
宗像水光会総合病院
朝倉医師会病院
原鶴温泉病院
国立病院機構大牟田病院
済生会大牟田病院
済生会二日市病院
済生会福岡総合病院
福岡市医師会成人病センター
ヨコクラ病院
済生会八幡総合病院
国立病院機構小倉医療センター
小倉記念病院
大牟田中央病院
植田病院
川崎病院
甘木中央病院
高木病院

杉循環器科内科病院
田主丸中央病院
貝塚病院
篠栗病院
戸畑共立病院
柳川リハビリテーション病院
社会保険 二瀬病院
筑後川温泉病院
長田病院
嶋田病院s
おおりん病院
新古賀病院
樋口病院
萩原中央病院
古賀病院21
霧ヶ丘つだ病院
福岡ゆたか中央病院
横田病院
独立行政法人国立病院機構 福岡病院
医療法人社団高邦会 福岡山王病院
福岡逓信病院
社会医療法人 製鉄記念八幡病院
国立病院機構九州医療センター

(佐賀県)
国立病院機構東佐賀病院
佐賀中部病院
白石共立病院
うえむら病院
和田記念病院
啓心会病院
和田内科循環器科
医療法人社団 如水会 今村病院

(長崎県)
佐世保共済病院
壱岐市民病院

(大分県)
大分県済生会日田病院
岩尾病院
中津市立中津市民病院

(熊本県)
熊本セントラル病院
医療法人誠心会 東病院

(宮崎県)
宮崎市郡医師会病院

(鹿児島県)
国立病院機構 南九州病院

All rights are reserved by Department of Medicine, Division of Respirology, Neurology, and Rheumatology, Kurume University School of Medicine, 2013.