同傘会

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同傘会

久留米大学第一内科同傘会会長 市川 洋一郎今年で久留米大学は創立83年を迎えましたが、我が久留米大学第一内科教室は昭和3年(1928年)、久留米大学の前身である九州医学専門学校の創立と同時に開局され、久留米大学と共に発展してきた最も歴史と伝統のある教室です。この間、第2次世界大戦それに引き続く、昭和20年(1945年)の終戦、その後の混乱の時代や昭和28年(1953年)の筑後川の氾濫による大水害など幾多の危機にみまわれました。現在の第一内科があるのは、こういった困難な時代に立ち向かってそれを乗り越えてきた先輩達の大変なご努力、ご苦労があってのことでありまして、それに対して深い敬意と感謝の念を捧げます。
本会は、教室と会員相互の交流を図り、親睦を深め教室発展に寄与することを目的に設立され初代の田中教授により「同傘会」と命名されました。通常は同門会というところを同傘会と呼ぶのは、私が調べた限りでは、我が久留米大学第一内科教室以外にはありません。私は同傘会という名はある意味では、久留米大学第一内科教室で学んだ人たちが教室の外に出て行っても教室や共に学んだ先輩、同僚、後輩たちと互いに連携し、教室の大きな傘の下に精神的に保護され支えられていることを示しているように感じています。現在までに久留米大学第一内科同傘会員は700名を超え、医療の現場に幾多の優秀な人材を送り出してまいりました。この間、教室の伝統である和気あいあいとした自由な雰囲気の中でナンバー内科とくに第一内科の宿命ともいえる内科全般にわたっての教育、診療、研究がなされてきましたが、先般の内科学講座再編に伴って現在では主として呼吸器、神経、膠原病の分野での診療や研究がおこなわれています。それぞれの分野で良き指導者達に恵まれ、今後益々の発展が期待され、同傘会も微力ではありますが、同傘会奨励賞などを通じて物心両面で教室の発展を支援して行きたいと存じます。

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