平成14年入局、呼吸器内科専攻で、医局長を務めさせていただいています。当科は、呼吸器、神経、膠原病部門と多岐にわたる領域の診療を行っているのが特色です。それぞれ部門にはそれぞれの専門医が在籍しており、お互い助けあって診療を行っています。たとえば、膠原病内科を受診された全身性エリテマトーデスの患者様が入院された場合、間質性肺炎を疑われたら呼吸器内科、神経症状を呈していたら神経内科に声をかけて合同で診療を行う場合もあります。
また、ギランバレー症候群の患者様が、人工呼吸器官利する場合は呼吸器内科が管理を行ったりします。最近では、肺癌で免疫チェックポイント阻害剤が使用されるようになり、免疫関連副作用が出現する症例が増えてきており、他科との協力が必要になることがあると思いますが、呼吸器、神経、膠原病内科が一教室にあることによりスムーズに連携がとれます。このように教室としては非常にバランスがとれています。また、新内科専門医制度が始まりますが、約半分の領域を当科はカバーしており専門医取得にも非常に有利です。
当科では、自由な雰囲気の中、多くの医局員が国内外へ留学し、研鑽を積んだ後、帰局して後進の指導にあたります。希望があり、高い目標があれば国内外への留学は必ずかないます。
入局後は皆さんの希望に最大限配慮します。いつでもメール・電話でご連絡ください。