当科は呼吸器、神経、膠原病の3つのグループに分かれ、それぞれ病棟業務を行っております。担当をグループ制とすることで、個人に負担がかからないようにし、また研修医や入局したばかりの医師がいつでも相談できるような体制としております。
大学病院では、入院時にはほとんどの検査が済んでおり、すでに診断がついている事が多く、病棟研修だけでは診察から検査、診断までを経験することが少ないのが現状です。そのため毎週金曜日に症例検討会を行い、病歴や症候からどのように考え、どのように診断に至るのかを研修医の先生とディスカッションし、呼吸器内科はもちろん、一般内科としても少しでも臨床能力が身につくよう指導を行っております。
また胸部X線やCT、また呼吸機能検査の読み方なども基本的なことから指導しております。入局後は、呼吸器、神経、膠原病のどこかに属して研修を行うことになりますが、希望があれば入局後にローテンションすることも可能ですし、ゆっくりと自分にあった専門性を見つけることも可能です。
是非当科に入局し、患者さんのために一緒に切磋琢磨していきましょう。